あっ!あきら先生!地方創生について調べてるんですが、わかりやすく説明しているページが見つからなくてよくわからないんです。
「地方創生とは」だったり「地方創生とは わかりやすく」みたいなキーワードで検索をしているのですが、どのページも難しくて…。
お祭でまちおこし
減る人口
そうなのです。2060年にはいまより4000万人ちかく人口が減ることになります。
さらに2100年には「4959万人」にまで減るといわれています。
さらに減る人口
そうですよね。国としてもなんとか人口減少を食い止めたい。
そこで登場したのが「地方創生」なのです。
…すみません、人口がすごく減ってしまい大変で、人口減少を食い止めたい、ということはわかったんですが…
そこからどう地方創生につながるのでしょうか?
えみさん、いい質問ですね。
なぜ地方創生が人口減少をおさえることにつながるのか、次のコーナーで説明したいと思います。
集まる若者たち
しかも18〜29歳というのは結婚をして、子どもを産む人が多い年代です。
この人たちが地方を離れると、それだけ地方で生まれてくる子どもが減るということになります。
減る子どもたちの人数
えみさん、するどい視点ですね。
さて、ここでポイントになるのが一人の女性が一生に産む子どもの数「合計特殊出生率」です。
一人の女性が一生に産む子供の平均人数のことをいいます。
一般的に、一人の女性が生む子供の数が2.07を下回ると現在の人口を維持できないと言われています。
この合計特殊出生率が東京はなんと「1.15」なんです。
東京の合計特殊出生率を上げる方法はないのか、といった議論もあるとは思うのですが、過去をさかのぼっても東京の出生率は低いので、東京の合計特殊出生率を上げるのはなかなか難しい。
それであればむしろ地方から東京に出てくる人が少なくなる、それこそ東京から地方に移り住む人が増える。そうすれば新しく生まれる子どもが増えるのではないか。
そういった理由で始まったのが「地方創生」なんですね。